MOVEit 2022 リリース情報

MOVEit 2022 リリース情報

投稿者: David Perez
投稿日: 2022年5月17 0 Comments
What's New with MOVEit 2022

プログレスは、セキュアなマネージド・ファイル・トランスファー・ソリューション、MOVEit の最新版、MOVEit 2022.0 を発表しました。この最新バージョンには、シンプル、直感的なインタフェースで、組織の誰もが MOVEit によるファイルのセキュリティ保護を利用できる、新しいアドインが追加され、いくつかのセキュリティ強化も加えられています。

機密データの安全な転送には言い逃れの余地はなく、規模の大小を問わずすべての組織に課せられた必須要件です。組織内だけでなく、組織外との間ででも、大量のファイルを迅速でスムーズ、かつ安全に転送する必要があります。規制コンプライアンスの対象となる、機密性の高いデータの取り扱いを誤ったり、不正アクセスを許したりすると、多額の制裁金を課される可能性があるだけでなく、訴訟に発展する場合もあり、ビジネス継続が危ぶまれることにもなりかねません。コンプライアンスを満たすには、保管中・転送中のデータを安全に暗号化し、規制への準拠を証明する不正開封防止の監査証跡を利用できることが重要です。

また、毎日のファイル転送量が膨大になってくると、簡単に実装でき、手動操作によるエラーを削減できる自動化が必要になります。ファイル転送ワークフローに新しいパートナーやユーザーを滞りなく速やかに追加できることも重要でしょう。

こういった要件を考慮すると、安全で自動化されたファイル転送を実現できるツールを実装することが理にかなっているとわかります。そのようなツールを実装すれば、ファイル転送の発生のたびにいちいち頭を悩ます必要がなくなります。もしマネージド・ファイル・トランスファー (MFT) について考えることに時間を費やす必要があるとしたら、間違ったアプローチをとっていることになります。MFT は、適切に実行されるなら、直感的で、スムーズで、毎日簡単に処理できるセキュリティ機能です。安全なファイル共有・転送を目指すすべての組織に、プログレスの MOVEit を使用して MFT を簡単にコントロールすることをお勧めします。いったん導入すれば、MOVEit は、何千もの反復的なファイル共有タスクを処理し、安全なファイル共有・転送のために IT 管理者が日常的に貴重な時間を費やす必要がなくなります。

MOVEit を使用すると、すべての機密ファイルの転送を可視化し、一元的にコントロールできます。IT 部門で個々のファイル転送クライアントの開発や保守に費やす時間を減らし、より重要な業務の遂行に集中できます。REST API を使用すると、既存の環境に MOVEit を簡単に統合できます。MFT は、HIPAA、GDPRPCI-DSS などの厳格なコンプライアンス基準を達成し、維持するのにも有用です。

「近年、ビジネス上および倫理上の理由から、Web やモバイルアプリのアクセシビリティは企業にとってますます重要になっています。」と、Info-Tech Research Group のプリンシパルリサーチアドバイザーである Darin Stahl 氏は述べています。「その製品にアクセシビリティを追加し、統合する新しい方法を継続的に刷新し、あらゆるものへの Web アクセシビリティを高めるために必要なテクノロジーをユーザーに提供する、プログレスの努力を称賛します。」

この MOVEit の最新バージョンの主要な強化ポイントは以下の通りです。

  • MOVEit Add-in for Microsoft Outlook: Windows、Mac、または Outlook on the web で、Outlook アプリケーションを離れることなく、安全なファイルの送信、読み取りステータスの表示、ファイルのリコール、安全なファイルの受信を行うことができます。この新しいアドインは、展開が容易でユーザーに高い機能と快適な使い心地を提供できます。エンドユーザーがクライアントソフトウェアをインストールしたり保守したりする必要はなく、Outlook の管理者が Microsoft 365 または Exchange 管理センターを介して展開する形になります。
  • SQL Server Always-On との互換性: MOVEit の展開においてさらに高次の冗長性が追加され、より高いレベルの可用性を提供できるようになります。
  • 設定可能なタスクログ保持: MOVEit Automation で、保持するタスクログの数を指定できるようになりました。
  • レポートエクスポート機能: Web 管理インタフェースから、タスクの実行、ファイルアクティビティ、および監査ログをエクスポートする機能が追加されました。

そのほか、MOVEit TransferMOVEit Automation での Windows Server 2022 のサポート、MOVEit Transfer での ICAP Anti-Virus/Data Loss Prevention 互換性などが追加されました。

MOVEit 2022 の詳細については、MOVEit Transfer リリースノートと、MOVEit Automation リリースノート (英語) をご参照ください。

有効なサービスアグリーメントをお持ちのお客様は、Progress Community から Progress MOVEit 2022.0 に無料アップグレード可能です。MOVEit 2022.0 の無料試用版は、こちらからダウンロードいただけます。

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David Perez

David Perez has been in the tech industry for over 20 years, working for some of the top semiconductor, data center hardware, and enterprise software companies in Silicon Valley and beyond. David is currently the marketing manager for Progress's Managed File Transfer product, MOVEit. Progress is the leading provider of products to develop, deploy, and manage high-impact business applications.

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